ネフライト Nephrite
【別名】 軟玉
【原産国】 アメリカ合衆国ワイオミング州、アラスカ州、カナダ ニュージーランド、ロシア、中国、台湾、日本など
【硬度】 6〜6.5
【元素記号】 Ca2(Mg,Fe2+)5[OH|Si4O11]2
【結晶系】 単斜晶系
【比重】 2.90〜3.02
【処理方法】 含浸処理、染料処理
【カラー】 緑、白、灰色、黄、赤、褐色
【カット】 ビーズ、カボション、カメオなど
【石言葉】 成熟した美しさ /
知恵 / 安らぎ / インスピレーション
【注意点】 洗剤を使っての洗浄はテリがなくなるので控える
翡翠にはジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)の 2種類がありますが、一括りにジェード(翡翠)と言われます。 ネフライトはジェダイトより硬度が低いため、軟玉といわれます。
これらは鉱物的には全く別のものなのですが、 見た目はそっくりで区別がつきにくかったために、 これらが別種と分かったのは1863年になってからです。
鉄分が多いと濃い縁色に、マグネシウムが多いと淡色になります。
日本では宝石として価値があるのは硬玉だけですが、 中国では、白く透明感のある上質の軟玉の方を重宝します。 そのため、中国で翡翠といえば、通常ネフライトを指します。
簡単なネフライトの品質の見極め方のポイントとして、 透明感があり、表面がなめらかで、色の濃いものが高品質とされます。
台湾産に良質なものが多いようです。
ネフライトと人類の歴史は古く、古来より肉体と魂を繋ぐ 「聖なる石」として死者と共に埋葬されたり、 神聖な儀式の際に用いられたという記録が見つかっています。
ニュージーランドのマオリ族は、岩石中から産出される ネフライトを「ミア」と呼び、神聖な儀式に用いたそうです。
インディオたちは古来より腰の治療に使用していました。
中国では、ヒスイを王の持つべき宝石「玉」として敬い、 武器などの最高の装飾品として用いられていました。
ネフライトは扁平な丸みをもった形が肝臓に似ているため、 スペイン人はこの石が肝臓の病気に効くと信じ、 「肝臓石」と名付けられました。 それがラテン語の(lapis
nephriticus)と翻訳され、 ネフライトの名前の由来になりました。
硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)は鉱物的には違いますが、 エネルギー的には、大きい意味では似た性質があります。
ジェダイトは夢や自身の霊的な部分に繋がるエネルギーが強く、 ネフライトは自然との繋がりを強める傾向があります。
この通り、ネフライトはシャーマニックな要素を持つ石であり、 自然との繋がりを深め、より良いエネルギーの流れをもたらし、 自然と同調をサポートしてくれる効果があります。
ネフライトは「知恵とやすらぎ」を象徴するパワーストーンで、 宇宙的な高次元の情報や自然からのインスピレーションに敏感になり、 洞察力や思考力を高め、正しい判断を促してくれます。 そのため、「哲学の石」と呼ばれることもあります。
また、東洋では古くから「人生の成功と繁栄」を象徴する石として 夢を叶える「ドリームクリスタル」とも呼ばれ重宝されてきました。
ネフライトは深い癒しの力を持つパワーストーンであり、 心身に蓄積されたダメージを癒してくれる効果があります。
また、腎臓や副腎、脾臓の病気や機能回復に効果あると言われます。
ネフライトの主な効果をまとめると下記になります。
・知恵の象徴 ・安らぎの象徴する ・インスピレーションを高める ・人生の成功と繁栄 ・深い癒し ・人生の導き ・心身のバランス調整 ・邪気や災い、呪いをはね返す ・移り気な気持ちを強固にする
・幸運をもたらす
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