ジルコン Zircon
【別名】 風信子石（ヒヤシンス石）
【原産国】 スリランカ、ミャンマー、タイ、インド、ベトナム オーストラリア、ブラジル、中国など
【硬度】 ７.５
【元素記号】 ZrSiO4
【結晶系】 正方晶系
【比重】 ３.９〜４.７
【処理方法】 特になし
【カラー】 オレンジ、黄褐色、褐色、赤褐色、赤、黄、青、緑、無色
【カット】 ブリリアント、ステップ、ファンシーなど
【石言葉】 安らかな時間
/ 穏やかな人間関係
【注意点】 特になし
ジルコンは様々なカラーバリエーションを持つ非常に美しい石で、
無色のものは昔からダイヤモンドの代用品として使われてきました。
純度の高いジルコンは無色ですが、不純物の種類によって、
さまざまな色に変わります。
ジルコンは非常に高い屈析率を持つため、下に透けるものが
二重に見えるので、容易にダイヤモンドとの区別ができます。
また、ジルコンは最も古くに発見された鉱物ともいわれており、
オーストラリアの先カンブリア時代の堆積岩からは、
約42億年前のジルコンの粒状結晶が発見されています。
ジルコンはメタミクト現象を持ったパワーストーンでもあり、
長い年月を経ることにより、結晶構造が壊れて色が変わります。
ジルコン(Zircon)の名前はアラビア語の「Zarguin（朱色）」や
ぺルシア語の「Zargun（金色）」の意味に由来するといわれます。
古代ギリシャではギリシャ神話の神、アポロンに愛された美少年
「ヒュアキントス」の名前から「ヒヤシンス」と呼ばれていたため、
日本でもそのまま和名で「風信子石」（ヒヤシンス石）となりました。
これはユリ科の花のヒヤシンスと同じ語源となります。
ジルコンの簡単な品質の見極め方のポイントとしては、
輝きが美しいものを選ぶように心がけてください。
オーストラリアやインド・スリランカを中心としたアジア一帯が、
品質の良いジルコンが採れることで有名です。
キュービックジルコニア(キュービックジルコン)は人工の石であり、
天然のジルコンとは異なりますので注意が必要です。
・ネガティブな感情の除去
・精神的な癒し
・精神の安定
・自尊心の向上
・無罪の証明
・知恵や名誉、富をもたらす
・安産のお守り
・出産時の苦痛の緩和
ジルコンは持ち主の怒りや哀しみを取り除くことにより、
精神的に癒してくれるエネルギーをもったパワーストーンです。
精神面に大きく働きかけるパワーがあるとされ、
精神を安定させ、ありのままの自分を受け入れることにより、
自尊心を高めるサポートをしてくれます。
ジルコンは古くから「無罪の石」といわれてきた通り、
いわれのない嫌疑を晴らして、無罪の証明を助けてくれます。
ジルコンは持ち主に知恵や名誉、富などをもたらしてくれる
エネルギーを持つパワーストーンとしても有名です。
しかし、その光沢がなくなると持ち主に危険が迫るともいわれます。
ジルコンは安産のお守りとしても人気のあるパワーストーンで、
特にブルーのジルコンは出産時の苦痛を和らげるといわれます。
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