ムーンストーン Moonstone
【別名】 月長石
【原産国】 スリランカ、インド、マダガスカル、ミャンマー タンザニア、アメリカ大陸など
【硬度】 6〜6.5
【元素記号】 K[AlSi3O8]
【結晶系】 単斜晶系
【比重】 2.55〜2.63
【処理方法】 照射処理
【カラー】 乳白色、緑、ピンクなど
【カット】 カボション、ファンシーカット、カメオ等
【石言葉】 恋の予感 /
健康と幸運
【注意点】 硬度が低く、平らで薄い結晶が重なった構造のため、 剥がれやすく割れやすいので扱いに注意が必要。
ムーンストーンはまるで月の光りを宿したかのような、 神秘的で静かな魅力を待つパワーストーンです。
表面を丸く研磨すると、月の光のような乳白色の帯 (シーンorシラーと呼ばれる)が見えることから、 ムーンストーンと呼ばれるようになったと言われています。
ムーンストーンは名前だけでなく、実際に月の影響を受けやすく、 月との関連性のとても深い石となっています。 月は女性性の象徴でもあり、女性の生理的な部分にも 深い関連性があることが広く知られています。
ムーンストーンという名前で呼ばれるようになったのは 17世紀と比較的新しいのですが、石の存在としては 紀元前1世紀頃から広く人々に知られていました。
古代の文献には月の満ち欠けに従い、その形も大きくなったり 小さくなったりすると記されているように、 その神秘性によって非常に人気の高い石だったことが伺えます。
ヨーロッパでは旅人の石として、旅に出る人に祈りを込めて、 旅の安全のお守りとして持たせたという記述も残っています。
ムーンストンは地球上の岩石の約6割を占めるという フェルドスパー(長石)の一種で、基本的には乳白色ですが、 ピンクやグリーンなどの色のものもあります。
フェルドスパーにはさまざまな種類があり、 ラブラドライトやサンストーン、アマゾナイトなども その仲間のうちの一つです。
ムーンストーンの品質の見極め方法として、 シーン(光の帯)が明確で、石の角度を変えると、 その帯がスムーズに動くものがよいとされています。
また、カボション・力ットの輪郭や側面がきれいか、 高さがあるかなども品質を見極めるポイントです。
ムーンストーンと表記されていても、 別の鉱物であることがあるので注意するようにしてください。
ムーンストーンは17世紀頃まで、ギリシャ語で「月」を意味する 「selene」からとって、「sselenites」と呼ばれていました。
月の光が暗い夜を照らして旅人を導くことから「旅の石」といわれ、 昔から旅の安全、とくに航海のお守りとして重宝されていました。
月の満ち欠けによってその輝きを変化させるともいわれ、 古代ローマの博物学者プリニウスの著書『博物誌』にも、 「この石は月の満ち欠けに従って、その形も変化する」と 記されています。
一説によると16世紀のイギリスの国王エドワード6世は、 ムーンストーンによってさまざまなことを予知し、 政治を執り行ったとも言い伝えられています。
また、古代インドでも月が宿る「聖なる石」として尊ばれ、 農業に従事する人々は豊穣を祈って、ムーンストーンを
農具などにつけていたとも伝えられています。
ムーンストーンは女性なら誰しもが憧れるであろう、 永遠の若さのシンポルや永遠の愛を象徴する、 とてもロマンティックなクリスタルです。
ムーンストーンは月のエネルギーを受け止める力があり、 所有する人の生理的な周期や情緒面に良い意味での影響を及ぼし、 流れやリズムを整えてくれる効果があります。
ムーンストーンは女性性を強く象徴する石でもあるので、 男性であってもこの石を持つことによって、 女性的な柔らかい感受性を高めたりすることができます。
古い伝承では、ムーンストーンを□に含むと、 未来のビジョンが見えるという言い伝えがあり、 未来予知のパワーもあると言われています。
ムーンストーンの主な効果をまとめると下記になります。
・感受性を豊かにして直感力を高める ・恋人に贈ると愛が一層深まる ・トラウマの癒し ・女性性を高める ・月のエネルギーを受容する ・感受性を高める ・将来への見通し ・未来予知 ・宇宙意識と繋がる ・永遠の愛を象徴する ・愛を伝える石
ムーンストーンのおすすめの組み合わせ
【金運】 ピンクオパール、 ブルーカルセドニー、 ガーネット、 ターコイズ【仕事運】 トパーズ、 アマゾナイト【健康運】 マラカイト、 スモーキークォーツ、 セラフィナイト、 ラブラドライト【人間関係】 プレナイト、 トパーズ
【お守り】 フローライト、 ターコイズ、 アクアマリン
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