サードオニキス Sardonyx
【別名】 サードオニクス、サルドニュクス、紅縞瑪瑙、赤天眼石
【原産国】 ブラジル、インド、中国、ウルグアイなど
【硬度】 7
【元素記号】 SiO2
【結晶系】 六方晶系(潜晶質)
【比重】 2.57〜2.64
【処理方法】 着色処理
【カラー】 白、オレンジ、赤、黄色の縞目模様
【カット】 ビーズ、カポションなど
【石言葉】 結婚 / 夫婦円満 /
魔除け
【注意点】 使いやすい宝石ですが、基本的なメンテナンスは忘れずに
サードオニキスはアゲートの種類の中で、層状の縞模様あり、 赤から褐色の色のものを指します。
これは両方ともアゲートの一種である、赤褐色のサードと 白い縞目模様のあるオニクスが合わさったものです。
そのサードは「赤」、オニクスは「爪」という意味です。
このオニクス名前の由来は、ギリシャ神話において、 キューピッドが眠っているヴィーナスの爪を矢じりで 切る遊びをしていると、爪の破片がインダス川に落ちて、 サードオニキスになったというものに由来します。
サードオニキスはジュエリーとしての価値は高くありませんが、 硬度が高く壊れにくいのに加工しやすく、性質も安定しているので、 古くから宝飾晶以外にも各種の彫刻材料、印材などとして、 重宝されてきたパワーストーンです。
サードオニキスの層状で色相が違うことを利用し、 カメオやインタリオなども作られていました。
サードオニキスは古くから人類に重宝されており、 旧約聖書をはじめとする多くの歴史書に名前を見ることができ、 夫婦の幸福や結婚運を象徴するパワーストーンとして有名です。
サードオニキスは8月の誕生石としても有名な石で、 邪気を払い、幸運を招くお守りとして人気があります。
サードオニキスは丸く研磨をすると研磨面が眼のようになるので、 赤天眼石という名前で呼ばれることがあります。
かつてはサルドニュクスという名前で呼ばれ、 「人間の五感に力を与える」、「欲望に溺れることをふせぎ」 「人間を慎み深くする」パワーストーンとされていました。
簡単なサードオニキスの品質の見極め方のポイントとして、 縞目模様が美しいものが良品とされています。
中には黒、白、赤褐色の3層を現すものもあり、 それぞれの色が謙虚さ、美徳、勇気の象徴とされています。
カメオや彫刻品を選ぶときは、それぞれの層がはっきりした、
層のメリハリを楽しめるものがオススメです。
サードオニキスは夫婦の幸福や結婚運、愛を象徴する パワーストーンとして有名です。
古くからキューピッドの役割を果たすと信じられており、 夫婦和合のお守りや恋人の愛情を強めてくれるお守りとして、 非常に人気があります。
神話が先か、名前がつけられたのが先かは分りませんが、 前述の神話のように、古くから愛と美の女神ヴィーナスと 関わりの深いパワーストーンです。
サードオニキスは邪気を退け、幸運を招くといわれ、 お守りとしても人気のパワーストーンです。
邪気だけでなく、哀しみを追い払うエネルギーもあるので、 この石を持つことで悲しい出来事から身を守り、 幸福になれるともいわれています。
話術を巧みにしてくれるエネルギーもあるそうです。
その他、お産を軽くする安産のお守りとしてもオススメです。
サードオニキスの主な効果をまとめると下記になります。
・魔除け ・悪いエネルギーを遠ざける ・夫婦の幸せのお守り ・結婚運を高める ・愛の象徴 ・愛のキューピット ・哀しみを追い払う ・幸運のお守り ・話術を巧みにする
・安産のお守り
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