ブラッドストーン Bloodstone
【別名】 血石
【原産国】 インド、ロシア、スコットランド、ブラジル アメリカ合衆国、オーストラリア、中国など
【硬度】 ７
【元素記号】 SiO2
【結晶系】 六方晶系（非晶質）
【比重】 ２.５８〜２.９１
【処理方法】 特になし
【カラー】 緑に赤の斑点
【カット】 ビーズ、カボション、カメオなど
【石言葉】 勇気 / 救済 / 安産 / 繁栄
/ 妊娠 / 血
【注意点】 剥離しやすい性質があるので衝撃には注意を
ブラッドストーンはジャスパー（碧玉）の一種で、
緑色の地に血のような赤い斑点模様が見られるものを指します。
この赤い斑点は酸化鉄によるもので、それが血のように
見えることから、ブラッドストーン（血石）と名付けられました。
ジャスパーは水晶やアゲートと同じ石英という鉱物ですが、
緑沼石などの不純物が一定の割合以上含まれているため、
水晶とは違って不透明になります。
現在では、さまざまな組み合わせの色ものが
ブラッドストーンとして売られていることがありますが、
国際的には緑の地に赤い斑点があるものと定義されています。
例えば、ドイツでは、ヘマタイト（赤鉄鉱）が
プルトシュタイン（blutstein
:
血石）と呼ばれます。
またブラッドストーンは別名を「ヘリオトロープ」とも呼ばれ、
これは、かつてこの石がエジプトのヘリオポリスから産出したことと、
ギリシア語の「ヘリオス＝太陽」と「トロポス＝向く」が
名前の由来となっていると言われています。
キリストが磔にされたときに出来た石との言い伝えから、
中世のキリスト教徒たちは「殉教者の石」として、
キリストの傑と殉教者のシーンを彫る石として使いました。
また、ブラッドストーンは別名、ヘリオトロープと呼ばれ、
同名の植物のヘリオトロープと共に身体をこすると
姿が見えなくなるとギリシャ神話で伝えられたため、
兵士たちはお守りとして戦場にもっていったそうです。
ブラッドストーンの簡単な品質の見極め方のポイントとして、
彫刻やカメオに加工されたものを購入する際には
表面がきれいに研磨された傷のないものを選んでください。
また、インド産のものに良質のものが多いといわれます。
ブラッドストーンはイエスがゴルゴダの丘で傑にされた際に、
十字架の下のジャスパーにイエスの血が染み込んでできたという
言い伝えがあり、その言い伝えと相まって、
絶対的に魔的なものを寄せつけない石と信じられています。
また、その言い伝えから自己献身の象徴ともされています。
ブラッドストーンのエネルギーは血液と深い関係があり、
血止めや、腫れ物を癒すなど、血液関係の病気全般に対して
良い影響を与えるエネルギーがあるとされています。
血液に力を与え、酸素の循環を良くする効果もありますので、
持ち主の明晰性を高めてくれるとも言われています。
また、ブラッドストーンは生への前向き欲求を高めてくれるので、
人生に疲れ果てていたり、大きな喪失感を持っている方にとって、
心身の両面からサポートをしてくれる効果があります。
その他、この石のエネルギーは生命の誕生に深い関係があり、
霊的なレベルで妊娠のサポートとなってくれると同時に、
安産のお守りとしておすすめのパワーストーンです。
ブラッドストーンの主な効果をまとめると下記になります。
・生への欲求を高める
・安産のお守り
・一族の繁栄
・血液関連の病気の症状緩和
・妊娠しやすくなる
・明晰性を高める
・酸素の循環を良くする
・逆境に負けない精神力
・思いやりを育てる
・人間関係が円滑になる
・血液の循環をよくして、心臓を強くする
▼私がよく買い物をしているおすすめのサイトです。
|
おすすめ！
