ジプサム Gypsum
【別名】 石膏、硬石膏
【原産国】 オーストラリア、メキシコ、イギリス等
【硬度】 ２
【元素記号】 Ca[CO]4、2H2O
【結晶系】 単斜晶系
【比重】 2.3〜2.33
【処理方法】 着色処理
【カラー】 白色、無色、灰色、茶色、緑色
【カット】 カボション等
【石言葉】 意識の上昇、浄化
【注意点】 衝撃・水・油に弱いので注意
ジプサムはモース硬度２の基準石ですが、
世界中でも最も多く産出される鉱物の一つで、
年間１億トンも産出されているといわれています。
メキシコのナイカ山地下では世界最大のジプサムの結晶の
洞窟が発見されたこともあります。
ジプサムの中で無色透明なものはセレナイトと呼ばれます。
加工品として一般的に流通しているジプサムは
ホワイトカラーのシルキーな光沢の繊維質を持ったものですが、
一般的にサテンスパーと呼ばれます。
その他、デザートローズ（砂漠の薔薇）などもジプサムの仲間です。
セレナイト（サテンスパーを含む）は非営に軟らかい石で、
水や湿気、人の皮脂に弱いため装飾品には向きません。
しかし、その美しさと清らかなエネルギーから、
パワーストーンとしての愛好家の多い石でもあります。
大きく美しい結晶はかつて「聖母マリアのガラス」と呼ばれ、
窓ガラスなどに利用されました。
ジプサムはパワーストーンとして高い人気があります。
シルキーな光沢を持つサテンスパーと、無色透明なセレナイトは、
同じ鉱物ですがやや違う特性を持ちます。
サテンスパーはインスピレーションや宇宙的な情報を
取り入れるのに、非常に有益なパワーストーンになります。
サテンスパーはエネルギーの流れを加速・伝達し、
高いレペルの意識体との繋がりを強めてくれるので、
瞑想の際などにおすすめになります。
このサテンスパータイプが滝のようなイメージを持つとしたら、
透明なセレナイトは泉のような静かな力を持つ石であり、
自分自身の内面のバランスを調整し、心に癒しを与えてくれます。
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