天然石はその見た目をよくし、市場での価格を維持するために 人工的に処理が施されることがあります。
商品として市場に並ぶためには、何らかの処理を施さないと アクセサリーとしての加工が難しいものは意外と多いのです。
そこで気になるのが、人工的な処理を施されたパワーストーンの 天然石と比較した際のエネルギーの強さや特性の変化です。 私自身、天然のものがベストなのだと思っていたのですが、 どうやら調べていくとそうでもなさそうなことが分かってきました。
たとえば、着色処理ですが、別の着色料によって色をつけるものは、 その石の元々持つエネルギーに別のものを与えるので、 よくない影響を与えてしまうこともあるようですが、 全く悪影響にならない場合もあり、エネルギー的には天然石と変わらない 場合も多く存在するようです。
また、熱処理により発色を促す人工処理などにおいては、 その天然石が元来持っている発色要因の元素を活性化させることにより、 より鮮やかな発色を促すのですから、言い換えれば、 その天然石の持っているエネルギーを人工的に増加させていることになり、 エネルギー的にはプラスに働いていることになります。
このように、天然石であるから100%ベターだとか、 人工処理を施したからエネルギーが強化されているとは一概に言えません。
そこで、代表的な人工処理について、下記にまとめてみました。
【熱処理】 天然石に熱を加え、石の色を変化させることにより、 色の濃さ(明度)や透明度を上げることを目的にする処理です。
俗に「石を焼く」ともいわれ、多くは原石の状態で施されます。
単純に発色を強めたり、透明度を高めるために行う場合は、 色の変化がエネルギー的にプラスに働くことも多いようです。
【含浸(油浸)処理】 含浸処理とは、ヒビや傷を埋めたり、色をよくするために、 無色のオイルや樹脂に漬け込む処理のことです。
ほとんど全てのエメラルドは、この処理が施されています。 翡翠にもよく使われる処理で、エネルギー的には影響を与えないが、 着色目的の色付き樹脂の含浸処理はエネルギー特性に影響を 与えてしまう場合も多いので注意を。
【着色処理】 着色処理とは天然の着色成分や顔料を添加させる人工処理で、 多孔質の石によく用いられます。
着色剤や染色剤などによって色あげした「染色」とは区別します。 着色処理されたものは色が安定しているのに対し、 染色したものは曰光にあてると退色してしまいます。
着色や染色によるエネルギー特性への影響もあり、 また、仮にその時点での影響はネガティブなものでなかったとしても、 使用している際に色落ちなどにより色が変化してしまい、 安定したエネルギーを期待できないので、着色・染色したものは パワーストーンとしては避けた方がよいでしょう。
【放射線照射】 鉱石は放射線を当てると変色する性質があります。 そのため、自然界では何百万年もかかってしまう変化を、 人工的に放射線を当て、わすか数時間で行うことになります。
ただし、放射線照射を施して色を変化させたものは、 時間がたつと色が元に戻ったり、退色することもあります。
放射線を当てる際に、パワーストーンのエネルギー的には マイナスの影響を与えてしまうことが多いようです。 また、着色同様、仮に照射の際にはマイナスの影響を免れても、 使用中に色が変わり、エネルギー特性が安定しないので、 パワーストーンとしては避けた方がよいでしょう。
【オーラ加工】 オーラ加工は加熟した水晶などのクリスタルに、イオン化した貴金属を 蒸着処理することで、独特の輝きを加える処理です。
水晶系へのオーラ加工(蒸着処理)はエネルギー的にはマイナスの 影響は与えないようです。
【クラック処理】 クラック処理とはクラック水晶などに使われている人工処理で、 マイクロ波によって人工的に内部にクラックを生じさせる処理のことです。
このクラックにより水晶本来のエネルギーは弱まってしまいますが、 クラックによる虹が発生することにより別の特性が足されるので、
一概にマイナスとは言えません。
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