夢は、自我により無意識の世界に閉じ込められているあなたの本当の欲求である本能的原我を反映しています。
そのため、夢を正しく理解することにより、普段は気づかないような自分自身の本当の気持ちに気付くことができるようになります。
それを正しく読みとるために注意しなければいけないことは、夢見た夢がそのままそのことを表し、意味しているのではないということです。
夢は無意識の世界の本能が、そのままの姿で夢の中に現れるのではなく、それを象徴しているシンボルとして現れるのです。
そのため、本当の自分を知るためには、夢を見て、それを書きとめた後、今度は冷静にそれを分析し、夢に出てきたものが何を表しているのか?何のシンボルなのか?それを探っていくことが大切になります。
ここでは、ゴールドが持つ意味について、深層心理学と風水からあなたの真の欲求に迫りたいと思います。
夢の中に現れるゴールド(金色)は太陽のイメージ、または男性的な性質のイメージを表します。
また、人間の心の中にある「意識」と「無意識」という対比のうち、明るいほうの「意識」の世界を象徴することもあります。
人間は、生まれたばかりの頃には男女両面の性質を待っていますが、遺伝的要因、生活環境、両親や学校の教育などによって、成長とともに男性は男らしい性質、女性は女らしい性質が伸びることになります。
しかし、もともと持っていた異性的な要素は、全くなくなってしまうわけではなく、男性の無意識の領域には女性的な部分が潜んでいて、女性の無意識の中には男性的な性質が残ったままになっているのです。
このような男性の女性的な部分を「アニマ」、 女性の中の男性的な部分を「アニムス」といいます。
起きている間には、これらの「異性的な部分」は無意識の領域に抑圧されているのですが、夢を見ているときには自我による抑圧の力が弱まるため、男性が自分の女性っぽい部分に気がついたり、女性が男っぽい部分を待っていることを感じ取ったりすることがあるのです。
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