葬式の夢

夢は、自我により無意識の世界に閉じ込められているあなたの本当の欲求である本能的原我を反映しています。
そのため、夢を正しく理解することにより、普段は気づかないような自分自身の本当の気持ちに気付くことができるようになります。


それを正しく読みとるために注意しなければいけないことは、夢見た夢がそのままそのことを表し、意味しているのではないということです。
夢は無意識の世界の本能が、そのままの姿で夢の中に現れるのではなく、それを象徴しているシンボルとして現れるのです。

そのため、本当の自分を知るためには、夢を見て、それを書きとめた後、今度は冷静にそれを分析し、夢に出てきたものが何を表しているのか？何のシンボルなのか？それを探っていくことが大切になります。


ここでは、葬式が持つ意味について、深層心理学と風水からあなたの真の欲求に迫りたいと思います。




心理分析学において葬式の夢は、象徴的な意味を持つ場合と、実際に誰かの死を予知している場合とがあると考えます


【自分の葬式】

自分が死ぬ夢は、新しい自分として生まれ変わるために、過去の自分を葬り去るという意味があります。

家族や友達があなたの死骸のそばに集まって悲しんでいるときは、もっと周囲に愛されたいという気持ちを表していることもあります。


【両親の葬式】

家族の元から離れて、自立したいという気持ちが表れていると考えられます。
両親から巣立つ時期が来ているのでしょう。

ただし、実生活で両親や家族が重い病気にかかっているときには、心配で死の瞬間の夢を見てしまうこともあります。
これが俗に言う 「虫の知らせ」という現象ですが、心配のあまり見る夢と考えることができますので、あまり気にしすぎないようにしてください。


【友だちの葬式】

その友達のことを内心では目障りな人だと思っているのではないでしょうか？

勉強や恋愛などでライバルなのかもしれません。
せめて夢の中でも一時的に死んでもらって、目の前からいなくなってほしいと感じているようです。

このような攻撃的な衝動は、誰にでもあるもので、本気で死んでほしいと思っているわけではありませんので、このような夢を見たからと言って、必要以上に自己嫌悪に陥る必要はありません。


【見知らぬ人の葬式】

自分には関係のない人の葬式は、幸運をもたらす夢だと考えられています。
実生活の問題、勉強や仕事面でのスランプ、対人関係の悩み事などが、徐々に解決に向かうという前兆なのです。

臨時収人があったり、いい仕事やアルバイ トを紹介してもらえるかも。


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