夢は、自我により無意識の世界に閉じ込められているあなたの本当の欲求である本能的原我を反映しています。
そのため、夢を正しく理解することにより、普段は気づかないような自分自身の本当の気持ちに気付くことができるようになります。
それを正しく読みとるために注意しなければいけないことは、夢見た夢がそのままそのことを表し、意味しているのではないということです。
夢は無意識の世界の本能が、そのままの姿で夢の中に現れるのではなく、それを象徴しているシンボルとして現れるのです。
そのため、本当の自分を知るためには、夢を見て、それを書きとめた後、今度は冷静にそれを分析し、夢に出てきたものが何を表しているのか?何のシンボルなのか?それを探っていくことが大切になります。
ここでは、血液が持つ意味について、深層心理学と風水からあなたの真の欲求に迫りたいと思います。
心理分析学における夢の中の血液は、生命力や温かい心、思いやり、お金の象徴と考えます。
【出血する】
怪我をして血が流れるのは、心のどこかが傷ついているというサインです。
もしかすると、昔とてもつらいことがあって、それが未解決のまま、心の深いところに抑圧されているのかもしれません。
心の古傷をきちんと治さないまま押し隠していても、何かがあるたびに、それを思い出して血を流すのです。
また、大量の出血は経済的なピンチの予兆でもあります。
【出血しない】
出血してもおかしくないような怪我をしたのに、なぜか血が流れないという夢の場合、その怪我をした人物は、心の温かさを失っているという暗示です。
「血も涙 もない人間」という言い方をしますが、夢でも同じように、血を流さない人は冷たい人というイメ ージなのです。
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