手の夢

夢は、自我により無意識の世界に閉じ込められているあなたの本当の欲求である本能的原我を反映しています。
そのため、夢を正しく理解することにより、普段は気づかないような自分自身の本当の気持ちに気付くことができるようになります。


それを正しく読みとるために注意しなければいけないことは、夢見た夢がそのままそのことを表し、意味しているのではないということです。
夢は無意識の世界の本能が、そのままの姿で夢の中に現れるのではなく、それを象徴しているシンボルとして現れるのです。

そのため、本当の自分を知るためには、夢を見て、それを書きとめた後、今度は冷静にそれを分析し、夢に出てきたものが何を表しているのか？何のシンボルなのか？それを探っていくことが大切になります。


ここでは、手が持つ意味について、深層心理学と風水からあなたの真の欲求に迫りたいと思います。




心理分析学における夢の中の手は、物事を選択する能力や仕事での実力、創造力などを表します。
右手と左手が両方出てくる場合、特に右手は社会的行動、意識の世界、正義感の象徴となっていると考えます。
反対に左手は無意識の世界、直感、反社会的な行動などのシンボルになります。

両手に何かを持っていて、どちらかを選ぶ場合、あなたが正しいと感じているのは、右手に持っているものです。
左手に持っているのは、受け入れにくいもの、選んではいけないと思っているものを表しますが、心の中でどちらを選ぶべきなのか、葛藤を起こしているようです。


【指】

夢の中で象徴的な指は、大切なものをつかみ取ろうとする力を象徴しています。
その大切なものはお金や愛情、誠実さなど人によってさまざまです。

指にけがをする夢は、経済力、生活力、人としての優しさの不足を意味します。
それぞれの指が家族を象徴していて、家族内に起こるアクシデントを暗示している場合もあります。


【爪】

夢の中の爪は実務的な能力や経済力のシンボルとなっています。

短すぎる爪は、お金の不足を暗示します。
長い爪は、 安定した生活の象徴です。
ただし、伸びすぎた爪はお金に執着 しすぎていること、見栄っ張りになって浪費しすぎていることを暗示しています。


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